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マインド

「もう“できない”って言いたくない。スキルがない私が一歩踏み出せた理由」

その一言が、ずっと私を止めていた

「できない」「私にはムリ」

その言葉が、いつのまにか口ぐせになっていました。

朝は子どもを起こして、ごはんを用意して、保育園や学校の準備をして、仕事へ。
帰ってきたら夕飯、洗濯、お風呂、寝かしつけ…。

気づけば、毎日が「あっという間」で、いつもバタバタ。

でも、ふと立ち止まったときに思ったんです。

「このままで、ずっと生活していけるのかな?」

収入のこと、将来のこと、自分の人生のこと。
頭の中は不安でいっぱいなのに、何かしようと思っても、すぐにあの言葉が出てくる。

「私にはスキルがないから」「経験もないし、もう手遅れかも」

そんな“できない理由”ばかりを数えていたあの頃の私。

でも今、少しずつですが一歩を踏み出すことができました。

この記事では、私がどうやってその“できない”から抜け出したのか、
同じように悩んでいるあなたに向けて、正直な気持ちと小さな変化の記録をお伝えします。

スキルも自信もゼロ。何もない私が一番つらかったのは「比べること」

スキルがない—。

それ以上に苦しかったのは、「他の人と比べる自分」でした。

SNSで活躍しているママさんたちを見ると、キラキラしていて、
「副業で月10万」「資格をとって働き方を変えました」なんて投稿を見るたびに、
自分が情けなく感じて、スマホを閉じて泣きたくなったこともあります。

「あの人はもともとセンスがあるんだろうな」
「私は子どもを育てるだけで精一杯なのに」

そんなふうに、自分を否定してばかりでした。

今思えば、「できない」って言葉の奥には、“私は価値がない”って気持ちがあったんです。
それが一番、つらかった。

一歩踏み出せたきっかけは、「今あるもの」に目を向けたこと

そんな私を変えるきっかけになったのは、

ある人にかけられた、何気ない一言でした。

「えっ? 子育てしながら家事やってるの? それって、すごいスキルじゃん」

そのとき私は、「え、これってスキルなの?」と驚きました。

でもよく考えたら、
✔︎ 限られた時間で家事と育児をこなしている
✔︎ 予定変更にも柔軟に対応している
✔︎ 子どもの体調や感情の変化に気づける

これって、**仕事でも必要とされる「マルチタスク力」「コミュニケーション力」**なんですよね。

私はただ“働いていなかった”だけで、“できない”わけじゃなかった。

「スキルがない」と決めつけていたのは、私自身だったのかもしれません。

スキルがない私が始めた“小さな一歩”たち

「スキルがない」と思い込んでいた私が、最初にやったこと。

それは**“できそうなこと”を、ひとつだけやってみる**ことでした。

例えばこんな感じです:

  • 【クラウドワークスに登録】
    → 勇気がいったけど、スマホだけで完了。最初はアンケートや文字起こしから。

  • 【無料の動画講座を見る】
    → 「在宅ワーク」「副業」「文章の書き方」など、YouTubeやUdemyを使ってスキマ時間に。

  • 【SNSで情報収集】
    → 同じような境遇のママの投稿を見て、「自分もできるかも」と思えるように。

  • 【家計を見直して1000円だけ自己投資】
    → 子どもが寝たあとに1000円のWeb講座を購入。「自分に使うお金」に罪悪感があったけど、それが自信につながった。

最初は怖かったし、「これが意味あるのかな」と思う日もありました。
でも**“やってみた”という経験が、小さな成功体験になっていった**んです。

「あ、私にもできた」

この感覚が、少しずつ「できない」という言葉を追い出してくれました。

“できない”は、まだ始めていないだけだった

昔の私は、「スキルがないから転職なんて無理」「副業もセンスがいる」と思い込んでいました。

でも、今なら言えます。

「できない」って、本当は“まだ始めていないだけ”だったんだと。

最初から完璧にできる人なんていない。
どんな人も、最初は「知らない」「やったことがない」状態からのスタート。

私は今、週に数回クラウドワークで仕事を受けながら、ブログを続けています。
月に数千円〜1万円ちょっとの収入だけど、自分で稼げることがとても嬉しいです。

少しずつ、自分の力で前に進めていることが、自信になっています。

あの頃の私に伝えたい。「その生活こそが、スキルだったよ」

最後に、あの頃の私にひとこと伝えたいです。

「あなたは何も持ってないわけじゃないよ。
 毎日、家族のために動いてること——それだけでもう、十分すぎるほど立派なんだよ」

家事、育児、パート…。
何も“仕事のスキル”には見えないかもしれないけど、全部“生活力”という名のスキルです。

それを少しだけ、外に向けて使ってみる。
自分の中にある力を、ひとつひとつ“見える形”にしていく。

それが、私にとっての「一歩」でした。

あなたの“できない”を変えるのは、小さな“やってみよう”かもしれない

今も私は、まだ道の途中です。

でも、「もうできないって言いたくない」と思えたことが、私の転機でした。

最初からすごいことをしなくてもいい。
ほんの小さなことでもいい。

今日このブログを読んで、
「ちょっとやってみようかな」と思えたあなたは、もう一歩を踏み出しています。

どうか、自分を責めすぎずに。

あなたが今まで生きてきたすべてが、きっと未来を変える“スキル”になります。